2. Ives , Beethoven and Emanuel Ax

◇アイブズ/交響曲第2番
【1】第1楽章 6:08
【2】第2楽章 12:22
【3】第3楽章 8:33
【4】第4楽章 2:16 
【5】第5楽章 10:18(拍手)
◇アイヴズ/『答えのない質問』
【6】5:03
◇ベートーヴェン/ピアノ協奏曲第4番作品58
【7】第1楽章 19:46
【8】第2楽章 4:49
【9】第3楽章 10:05(拍手)

指揮/アラン・ギルバート
ピアノ/エマニュエル・アックス
録音/2009年9月.10月
Total Time/79分

🎶
このシリーズの特徴がよく表れている一枚だと思います。まず、20世紀以降の現代音楽が頻繁に取り上げらているれること。まあ、1作目で取り上げた現役バリバリのリンドベルイに比べれば、1874年生まれのアイブズはもはや古典と呼べるのかもしれませんが、この第2交響曲の初演は作曲から50年近くも経った1951年(バーンスタイン指揮のニューヨーク・フィルハーモニック)。私の生まれる十数年前ですから、クラシック音楽の長い歴史から見れば、つい最近の曲かと…。

もう一つは、協奏曲と交響曲という組み合わせ。これは、他のシリーズにはほとんど見られません。もし自分が演奏会に行くのであれば、大きな交響曲を2曲聴くのも悪くはありませんが、やはり小品やコンチェルト、管弦楽曲を聴いた後にメインとして交響曲を楽しみたい。また、アイブズとベートーヴェンという何の繋がりも無い作曲家同士の組み合わせも通常の演奏会ではよくあることですが、一般に発売されるCDでは珍しいと思います。過去の来日公演でも、ベートーヴェン、ショスタコーヴィチ、ガーシュウィンという面白い組み合わせのプログラムがありました。

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