6. Mahler: Symphony No.3

指揮/アラン・ギルバート
Ms/Peter Lang
Cho/ウェストミンスター交響女声合唱団, アメリカ少年合唱団

◇マーラー/交響曲第3番ニ短調 第1楽章
Ⅰ.33:16applause Ⅱ.9:20 Ⅲ.17:05 Ⅳ.8:33 Ⅴ.4:16 Ⅵ.23:14applause

録音:2009年9月
Total Time/95:44

🎶
このアルバムはひとつ不思議なことがあって、NYPのオフィシャルHPでは上の真っ赤なジャケットなんだけど、iTunesやApple Musicでは下のギルバートのジャケットになります。どちらも、各楽章のタイムは同じなので、おそらく同じ録音です。このシリーズは、シーズンごとにジャケットデザインに統一性があり、このマーラーは2009年録音だから赤ジャケットが正解なんだけど、なんでだろう???
マーラーは学生時代にバーンスタイン/VPOの5番という言わずと知れた大名盤にどハマりして以来、ベートーヴェンと並んで大好きな作曲家。3番を初めて聴いたのはラトル/バーミンガム市交響楽団の盤で、とにかく最終楽章にノックアウト。確かにそこに至るまでが長く(第1楽章だけで30分だし)、5番と比べて全体の完成度は正直雑然とした感のある曲だけど、少年合唱の「ビンッ〜バンッ〜」からラストまでの展開は今でも涙出る。個人的には、5番のアダージェットより凄い音楽だと思う。あと、4番の第3楽章も好きですが…。

この曲はいろいろと聴いたけど、ベストはハイティンク/シカゴ響のライブ盤が個人的にはベスト。マーラーを知り尽くした指揮者による地に足のついた演奏で、安心して聴ける。
でも、ギルバート/NYPはライブをそのまま録りましたという、このシリーズならではの録音で超リアル。長大な1楽章の終了後に自然と湧き出る拍手なんかもライブっぽくて好きだな〜。

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